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【読書感想】『自愛』についての本を読んだら心が軽くなった

最近「自己肯定感」という言葉をよく耳にします。本屋に行っても心理学コーナーには「自己肯定感を高めよう!」「自分を好きになろう!」という本や「自己肯定感の低い自分との向き合い方」という内容の本が沢山並んでいます。

数年前から自分の自己肯定感の低さには気づいており、こういった内容の本はある程度読んできたのですが、なかなか効果は感じられず。読んで満足してしまっている部分もあると思います。

そして、自己肯定感と似ていますが、最近「自愛」についての本を2冊読んで、読んでみたら自己肯定感も自分を好きになることも、なんだかどうでもよくなってきてしまいました。「どうでもよくなってくる」と言うと少し後ろ向きな表現に感じるかもしれませんが、私としてはいい意味でどうでもよくなっています。心が軽く、楽になりました。

今回は読んだ本を2冊ご紹介しますが、おすすめというわけではありません。あくまで読書感想で、書評ではありません。

書籍『あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。』を読んだ感想

『あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。』

「自己嫌悪」は自分に悪いところがあるから感じるわけではない

最初に、「自分に悪いところがあるから自己嫌悪を感じるわけではない」ということが書いてあり衝撃でした。

自己嫌悪は結果でなくて、原因。しかも「諸悪の根源」です。

書籍『あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。』より

こちらの本によると、最初に自己嫌悪があるから自己嫌悪を感じてしまうとのこと。例えば、「太っているのがいや→自己嫌悪を感じる」のではなく、「自己嫌悪を感じる→太っているのがいや→自己嫌悪を感じる」ということになります。

私はどちらかというと自己嫌悪が強い人間だと思います。なのに今まで自己嫌悪について考えたことがありませんでした。「どうしたら自分のことを好きになれるのだろう」ということに意識が向いていました。 私には自分のいやな部分やコンプレックスに思う部分が沢山ありますが、それが原因で自己嫌悪に陥るのだと思っていました。 なので「最初に自己嫌悪がある」という考えには全く至らず、今回この本を読んでみてとても新鮮でした。

「自愛」と「自己愛」の違い

また、この本では「自愛」と「自己愛」の違いについても触れていました。

自愛=自分自身を大切にすること

自己愛=ナルシシズム

書籍『あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。』より

自己肯定感に関する本や、自分を好きになることを進める本の中にはよく「自分を大切にしよう」ということが書かれています。けれど、その中には「自愛」と「自己愛」 の区別がはっきりされず、どちらかというと「自己愛」に近い内容のメソッドばかり書いてある本もあります。

自愛できず、自己嫌悪に苦しむ人が、自分のよいところを懸命に探し、急に自身満々になると「自己愛」になるわけです。

書籍『あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。』より

上記の引用箇所を読んで妙に納得しました。私が今まで実践してきたのはどちらかというと「自己愛」だったかもしれません。自分のことを好きになりたくて、認めたくて、いいところを探したり、嫌いなところを無理やり好きになろうとしたり。本当の意味で「自分のことを大切にする」ということがわかっていなかったように思います。

書籍『いちばんわかりやすい自愛マニュアル』を読んだ感想

『いちばんわかりやすい自愛マニュアル』

※こちらの書籍は電子書籍のみの販売です。

自分を大切にする=自分のことを好きになる ではない

「自愛」とは「自分のことを好きになること」だと思っていました。この本にはそうではなく、好きな自分も嫌いな自分も認めて受け入れることが「自愛」だと書かれていました。

「愛する」ことは、「諦める」ことにちょっと似ています。

書籍『いちばんわかりやすい自愛マニュアル』より

私も上記の引用を読んで、そうかもしれないな、と思いました。嫌いなところを無理して好きになるのではなく、「このままでいいや。嫌いでもいいかな」と思えた方が楽かもしれません。それは見捨てるということではなく、好きになることを諦め、「嫌いでもいい」と受け入れることで、自分を楽にして大切にしてあげることができる、ということだと思いました。

キラキラ系の本かと思ったけれど、いい意味で裏切られました

正直最初はどこにでもあるキラキラした自己啓発本だと思っていました。けれどそうではなく、とても現実的で、自愛ができるようになっても悪いことは起きるし嫌なことだってある、ということがちゃんと書かれていました。自己啓発本というよりは書籍のタイトル通り「マニュアル」に近いです。よくある「引き寄せの法則」と関連付けしていないところも好印象でした。大変失礼ですが、最初はあまり期待していなかったので、いい意味で裏切られたな、と思いました。kindle版しかないのが残念です。

まとめ

2冊の本に共通して書いてあったこと

2冊の本に共通して書いてあったこと。それは「行動する」ということです。

自己嫌悪から意識を遠ざけ、「自愛」の瞬間を増やしていく。

書籍『あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。』より

自愛というと感情を認める部分にだけフォーカスして行動が疎かになる人が多いのですが、適切な行動を取ることで人生は劇的に変化します。

書籍『いちばんわかりやすい自愛マニュアル』より

私は行動するのが苦手です。頭の中であれこれ考えて、勝手に不安になったり怖くなったり、落ち込んだりしています。ですが、この2冊の本は行動することの重要性について触れていました。「自愛」についての本に行動することの重要性が書かれているなんて思ってもいませんでした。

けれどたしかに何かに集中しているときは心配ごとや不安は感じないし、不安に感じていたことでもやってみたらどうってことなかったりすることもありますよね。「自愛」とは心の中だけの問題ではなく「心と身体全体で自分を大切にしていくこと」なのではないか、と思いました。

自分も「自愛」ができるような気がしてきた

自分のことを好きにならなくてもいい、と思ったらなんだかとても楽になりました。私は今まで自分の「嫌い」という感情を悪だと思い、蔑ろにしていたように感じます。

自分の顔を好きになれないし、すぐに泣くし、落ち込むし、薬も沢山飲んでいて決して健康体とはいえないし、そういう自分が嫌いでなんとか好きになりたいと思っていましたが、「嫌いでもいいや」と思ったら心が軽くなってききました。こんなことで楽になるなんてまさに目から鱗です。

この2冊の本を読んだからといってすぐに自分を大切にできるかというと、そうではないと思いますが、少しずつ「自愛」ができるようになるといいなと思います。

今回の記事が「おすすめ書籍紹介」や「書籍レビュー」ではない理由

最初に書いた通り、今回の記事は「読書感想」という形を取りました。

理由は、とにかく自分の感想を書きたかったからです。また2冊とも個人的にとても面白かったのですが、好き嫌いに関してはかなり好みが分かれる本なんじゃないかと感じました。 『あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。』 は最初の項目が恋愛に関する内容で抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。また、『いちばんわかりやすい自愛マニュアル』 はkindle版のみの販売で値段も少し高いように感じました。なので私としては自信をもって「おすすめ書籍」とは言えませんでした。

個人的には面白く、とても新鮮な内容だったので、ご興味のある方はよかったら読んでみてください。